「遺言執行者」
想いを確実に届ける役目──遺言執行者という存在
こんにちは。司法書士の大前です。
歴史小説とサッカー観戦をこよなく愛し、仕事終わりのミルクティーとチョコレートが日々の癒し。
甘党のわりに体は細身でして、健康診断では毎年「脂肪が見当たりませんね」と言われるのがちょっとした自慢でもあり、ちょっとした心配でもあります。
そんな私ですが、これまでうさぎを1匹ずつ、合計3匹飼っていました。
性格も毛の色もみんな違って、それぞれに思い出があります。
はじめてのお別れは20代の頃、あのときの感情は、今の仕事――特に「遺言執行者」というテーマと重なるところがあります。
■ 遺言執行者って、何をする人?
かんたんに言うと、
遺言書に書かれた内容を、現実の手続きとして“実行”する人のことです。
例えば遺言にこう書かれていたとします:
- 「長女に自宅を相続させる」
- 「次男には預金のうち300万円を渡す」
- 「長年お世話になった〇〇さんに感謝として50万円を贈る」
これらの内容を、実際に分け、届けるには誰かが動かなければなりません。
その役目を担うのが、「遺言執行者」です。
■ なぜ必要?
遺言書があっても、それだけで全てが終わるわけではありません。
財産を分けるには、不動産の名義変更、口座の解約、必要書類の提出など、手続きが山ほどあります。
相続人どうしで話し合いがこじれることもありますし、
そもそも**「誰が何をするの?」が決まっていないと、前に進まない**ということも多いのです。
だからこそ、
「誰が実行するか」をあらかじめ遺言で決めておく=遺言執行者を指名する
このひと工夫が、相続の混乱を防ぐ大きなポイントになります。
■ 専門家に任せる安心
遺言執行者は、相続人のうちの誰かでも、相続人でない第三者でもOKです。
ただ実際には、**公正中立な立場で淡々と手続きを進められる専門家(司法書士や弁護士)**が選ばれることが多いです。
私自身も何度も「遺言執行者」として関わらせていただいていますが、
亡くなった方の想いを、法律と手続きに沿って、きちんと届けていく――
その重みと責任の深さに、毎回背筋が伸びる思いです(スラっとしてるので、さらに伸びます)。
■ うさぎの話を少しだけ
1匹目は、よく跳ねては転び、元気いっぱいの子でした。
2匹目は、夜な夜な牧草をむさぼる“食いしんぼう戦国大名”のような性格。
3匹目は、おっとり優しく、部屋の隅でそっと寄り添ってくれました。
それぞれに「生き方」が違って、それぞれに「送り方」も違いました。
人間も、同じだと思います。
最後の“送り方”=遺言にも、個性があっていい。
そしてそれを、きちんと実行してくれる人がいることが、何よりも大切なのです。
■ まとめ:「遺言を書くなら、実行する人も一緒に考えて」
遺言は、「書けば終わり」ではありません。
誰に届けるのか、そして
**“誰が届けてくれるのか”**を考えることで、
その想いははじめて、形として残ります。
「この人なら、自分の想いをきちんと届けてくれる」
そんな信頼できる人に、ぜひ「遺言執行者」という役割を任せてください。
もし誰に任せるか迷ったら――
うさぎと歴史小説とミルクティーをこよなく愛する、ちょっとスラっとした司法書士が、あなたのご相談に丁寧に耳を傾けます。
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